コザスタートアップ商店街は、コワーキング、シェアオフィス、県外企業のサテライトオフィス、エンジニア向けのシェアハウスやワーケーション向けホテル、ソーシャルバーやアートギャラリーなど、多様な”場”で構成され、「世界にイノベーションを起こす挑戦者を生み出す商店街」を目指したプロジェクトだ。 その事務局長で株式会社Link and Visibleの代表取締役CEOでもある豊里健一郎氏に取材した。
PROFILE
豊里 健一郎株式会社Link and Visible代表取締役CEO / コザスタートアップ商店街 事務局長
沖縄県沖縄市生まれ。Startup Lab Lagoon、 Microsoft Base、Code Base、GeekHouse沖縄を運営するLink and Visibleを創業。沖縄とアジアが交差するスタートアップエコシステムの確立を目指す。 エンジニアの人材育成・DX・サービス開発、アジアを中心としたスタートアップのためのエコシステムの形成やコミュニティを運営。
中国からコザに戻ったきっかけは、2017年にこの商店街でクラウドファンディングをしていた方がいて、地元だったこともあって応援したくなったことです。エンジニアが集まる「ギークハウス(現在はLink and Visibleが運営)」を作りたいというもので、一時帰国した際に商店街に完成したギークハウスやほかの施設を見て衝撃を受けまして、私もこの地で起業したいと思いすぐに帰国を決意しました。
豊里:本当に最初のきっかけはコザで商売をしていた母親の存在でした。私が高校生だった当時に沖縄県と中国の交換留学が持ち上がり、母親からの後押しで2002年から中国へ留学させてもらえました。高校卒業後は福建省にある大学を卒業し、そのまま中国で就職しました。日本通運のグループ会社で香港と中国大陸のIT部門に7年間務めた後、コザに戻ることになりました。
中国からコザに戻ったきっかけは、2017年にこの商店街でクラウドファンディングをしていた方がいて、地元だったこともあって応援したくなったことです。エンジニアが集まる「ギークハウス(現在はLink and Visibleが運営)」を作りたいというもので、一時帰国した際に商店街に完成したギークハウスやほかの施設を見て衝撃を受けまして、私もこの地で起業したいと思いすぐに帰国を決意しました。