最近、読者の中で”コンブ”を利用した方はどの程度いるだろうか。料理の出汁に使うことが一般的だが、衣類の繊維としての利用やお風呂での利用、CO2削減なさまざまなことに活用ができる。今回はコンブを養殖することでSDGsに取り組む幸海ヒーローズ共同代表の富本龍徳氏に取材した。
PROFILE
富本 龍徳
幸海ヒーローズ
共同代表
コンブを単なる食材と捉えず、森林に代表されるグリーンカーボンの約5倍のCO2を吸収する温暖化対策に寄与する海藻としての機能に着目。地元漁協と連携して、海の環境保全に貢献するコンブを栽培・活用する。2020年、横浜市環境活動賞受賞、環境省グッドライフアワード 環境大臣賞受賞。
ーー元々、富本さんは非営利組織(一般社団法人)で活動されていたようですが、なぜ新たに「幸海ヒーローズ」を発足されたのでしょうか。
ーー団体としての活動内容、事業概要を教えてください。
ーー空気中の二酸化炭素が溶け込むのですね。
ーーコンブは一年中、採れるものなのでしょうか。
ーー4メートルはかなり大きいと思うのですが、生産時期や場所が限られていて、現在の収穫量は需要や売上として1年持つものなのでしょうか。
ーー4月に収穫されて、それ以降はどういった活動をしているのでしょうか。
ーーどのような目的があるのでしょうか。
ーー環境問題に関する講演活動もしていると伺っていますが。
ーー富本様のご来歴、なぜコンブに携わっているのかお聞かせください。
ーー”磯焼け”というのはどういったものでしょうか。
ーー富本様には多くの方からビジネスのお話があったかと思うんですけど、お話をいただけた背景はあるのですか。起業したいお知り合いが多かった、前職で何かされてたとか。
ーー仲良くなる秘訣は何かあるのでしょうか。
ーーコンブの活動をする中で出てきた新しい課題とか、良かったこと、人に助けられたエピソードなどあれば教えてください。
ーーその一つの解決策として、コンブを養殖して魚も増やしてっていうのはありますよね。
ーー実際、他の地域の漁師さんにコンブの養殖業を勧めているのですか
ーーそうですよね。まずやれるかどうかの実験が必要ですね。
ーー気になりましたのでぜひ行かせていただきたいなって思います。
ーーコンブの利活用についても伺えますか?
ーーそんなに減るんですね。
ーーコンブを餌にすることでさらに味も良くなった、という話になると最高ですね。
ーー最後に今後取り組んでいきたい新しいことがあれば教えてください。
原 健輔
anow編集部
エディター/リサーチャー
富本:もともと一般社団法人里海イニシアティブという組織があったのですが、コンブのすばらしさを広める活動をしていく中で、よりビジネスと社会貢献の両方に繋がる活動の必要性を感じ、2021年に新しく出発しました。